Le gris パリの曇り空

フランス人、おいしいもの、きれいなものを記録。

割礼について

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なんかVIOに続き下の話が多いですね。。ご容赦ください 笑

 

 

まず割礼(かつれい)について知らない方もいるかもしれません。

NAOMIは夫に出会うまで知りませんでした。

 

割礼(かつれい)とは、男子の性器の包皮の一部を切除する風習。

by wikipedia 

 

ユダヤ教では男児の新生児は生後8日目にこの儀礼を行います。(でも聞くと必ずしもその日じゃなきゃダメってことはないらしい)

 

この流れでもうお分かりかと思いますが、NAOMIのべべは

 

男の子でございます

 

妊娠前から夫から、もし子どもが男の子だったら自分がしたように子どもにも割礼をさせたいといわれていました。

 

ちなみにですが、ユダヤ人の定義は基本的に

 

ユダヤ人の母親から生まれた子ども

 

となるので、特にユダヤ教へ改宗していないNAOMIのべべはユダヤ人ではないです。

このユダヤ人の定義についてはややこしいのでまた別に書きますね。 

 

ではなぜ、ユダヤ人でもないのに割礼をするの?ってなりますよね。

だってぶっちゃけ、こんな風習のない日本人からしたらショッキングな話ですもの。

夫が言うには

 

割礼は衛生的に良くていろいろな病気などを予防する効果があるんだよ。だから宗教に関係なくやるべきなんだ。べべのうちにやっておけば多少痛くても記憶に残らないよ。

 

実際調べると アメリカでは6割のひとが割礼をするらしく、その多さからも、宗教上のことだけではなく、衛生面を配慮してする人が多いということなのでしょう。
尿路感染症やHIV、その他の感染症のリスクも軽減できるとか。

 

ちなみにイスラム教では3歳〜7歳とわりと大きくなってから割礼するらしいです。

確かにそれは怖いだろうな・・・

映画「最高の花婿」でもユダヤ教のお婿さんとイスラム教のお婿さんがそれについて口論するシーンがあったっけ・・

 

NAOMI的にはメリットも多いので割礼には特に反対ではないのですが 

生まれたばかりの我が子。。いくらそれが衛生的にいいとはいえやっぱり痛い思いをさせるのはちょっと心が痛む。

 

イメージではシナゴーグで儀式的な感じでやるのかと思いきや、最近はほとんど病院でやるらしい。

出産も怖いけど、この割礼に立ち会うのも今からちょっと怖いイベントだったり・・笑 

 

この前義両親がうちにお茶にきた際もこの割礼(フランス語でcirconcision )の話になったのですが、義母は割礼後怖くてオムツ替えができず、実の母親に頼んでいたとか

 

そんな〜私も怖いわよ〜・・・

 

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